SaaS副業実践

Notta・ChatGPT・Google Docsで議事録作成を副業にする手順

AI文字起こしを使うと、音声をゼロから手入力する負担を減らせます。ただし、副業として提供するなら、文字起こし結果を確認し、決定事項やタスクに整理して納品する編集力が必要です。

この副業で納品するもの

納品物 内容 向いている案件
要約議事録 議題、決定事項、未決事項、次回確認事項を整理 社内会議、定例会、オンライン講座
タスク一覧 担当者、期限、実施内容を表にする プロジェクト会議、制作進行会議
インタビュー原稿 発言を読みやすい文章に整える 記事制作、採用広報、導入事例
全文文字起こし 音声をテキスト化し、聞き取り不能箇所を明記 取材、講演、セミナー

使うSaaS

  • Notta: 音声ファイル、オンライン会議、インタビューの文字起こしに使う。
  • ChatGPTまたはClaude: 要約、タスク抽出、表形式への整理に使う。
  • Google Docs: 納品用の文書整形、コメント、共有に使う。
  • Notion: 案件管理、用語集、納品テンプレートの管理に使う。

作業フロー

  1. 依頼者から音声、会議目的、参加者名、希望納品形式を受け取る。
  2. 録音同意と機密情報の扱いを確認する。
  3. Nottaで文字起こしし、話者、固有名詞、聞き取りにくい箇所を修正する。
  4. ChatGPTに要約、決定事項、タスク一覧、未決事項を抽出させる。
  5. Google Docsで読みやすく整え、誤字や文脈のズレを確認する。
  6. 納品時に、AIで処理した範囲と人間が確認した範囲を明記する。

議事録・文字起こし向けツールを確認する

Notta、Notta Memo、AI議事録デバイス、ドキュメント管理ツールを一覧で確認できます。

会議・議事録ツールを見る

納品テンプレート

議事録は、見た目よりも「後で行動できるか」が重要です。最初は次のような構成でテンプレート化します。

会議名:
日時:
参加者:

1. 要約
2. 決定事項
3. 未決事項
4. アクションアイテム
   - 担当者:
   - 期限:
   - 内容:
5. 次回確認すること
6. 補足・聞き取り不明箇所

受注前に確認すること

  • 録音データを第三者ツールにアップロードしてよいか。
  • 個人情報、採用情報、契約情報、未公開情報が含まれるか。
  • 全文文字起こしなのか、要約議事録なのか。
  • 話者分離、タイムスタンプ、専門用語修正が必要か。
  • 納品後にデータ削除が必要か。

副業としての差別化

AI文字起こしだけなら誰でもできます。副業として価値を出すなら、会議の目的に合わせて「決定事項」「担当者」「期限」「リスク」を整理することが重要です。業界用語や固有名詞の修正、読みやすい見出し付けも品質差になります。

AI議事録副業は、文字起こしそのものよりも、会議後に動ける形へ整理することに価値があります。記事もその違いが伝わる構成にします。

全文文字起こしと要約議事録は別の商品

商品依頼者が欲しいもの注意点
全文文字起こし発言をできるだけ漏らさない記録誤字、専門用語、話者分離の確認が重い
要約議事録決定事項、未決事項、次の行動要約しすぎると重要発言が落ちる
インタビュー原稿読みやすい記事の素材話し言葉を整えすぎると本人らしさが消える
タスク一覧担当者、期限、実行内容日付と担当者の誤認識は必ず確認する

受注前に送る確認メッセージ例

作業前に以下を確認させてください。
1. 録音データを文字起こしツールにアップロードしてよいか
2. 納品形式は全文文字起こし、要約議事録、タスク一覧のどれか
3. 参加者名、会社名、専門用語の表記
4. 個人情報や未公開情報の有無
5. 納品後のデータ削除が必要か

AIだけでは危ない確認ポイント

  • 人名、会社名、商品名、数字、日付、金額。
  • 「やる」「検討する」「保留する」のニュアンス。
  • 聞き取れない箇所を勝手に補完していないか。
  • 参加者の同意なく録音・共有されていないか。